転職先を選ぶ際に大切にしてほしいこと
予想外の“心の変化”が起こる
転職活動の軸が明確な人・将来ビジョンが描けている方は、複数の企業から内定を獲得されます。そして実際に複数獲得すると、
- 目先の条件や配属先に飛びついてしまう
- 友人からの情報等を優先してしまう
- ネットにある情報を鵜呑みにしてしまう
- 家族の意見をベースに判断してしまう
など、結果当初に思い描いていた軸や、今回の転職で叶えたいことが忘れがちになり、気持ちが揺らいでしまう…等、(嬉しい悩みですが)実際よく起こり得ます。
その結果、どの企業に入社すべきか判断できなくなる…といったケースも珍しくありません。
心にとどめておいて欲しいこと
気をつけて欲しいのが友人や家族は「自分を知っている人、でも自分の価値観とは違う人」だということ。
例えば、気分転換をするといっても人によって方法は千差万別。
アウトドアタイプな人であれば、旅行、スポーツ、友人とBBQなどで気持ちがリフレッシュします。
ですが、インドアタイプの人であれば映画鑑賞、カフェでまったり読書、家でTVをみながらゴロゴロする方がベターでしょう。
話をするのが好きな人だと、誰かに話を聞いてもらうだけで気分スッキリ!なんてことも。
ーこのように、仕事やプライベートには様々な考え方が存在し、これが正解というものはありません。
そのため、自分以外の価値観をベースに仕事を選んでしまうと『自分が理想とするライフワークに適さない』可能性が高いのです。
インターネット上にある情報は、クセがある
インターネットは負の感情を吐き出しやすい場といった特性があり、プラスの情報より、マイナス情報がやや集まりやすい傾向にあります。
さらに真実、嘘、誇張されている話などが同時に存在し、その場でどれが正解か判断しにくいため、安直に鵜呑みにするのはオススメできません。
第三者の考え方や価値観と同じく、インターネットから得た情報、どれも持っていて損はありません。
しかし、それを自分の“軸”に置き換えてしまうのは、非常に危険だと言えます。
では、何をベースに入社先を選べば良いか
もちろん給与や勤務地、雇用形態なども非常に大切なことですが、そこを優先しすぎると結局は転職活動が失敗となるケースもあります。
- 転職先を直近のことだけでなくマクロな視点で考えることができているか
- 自己実現が可能な環境、将来ビジョン、仕事とプライベートなのか
- 何を最も重視すべきか
- 自分自身、仕事を頑張れる活力は何なのか
- どう生きたいか
など、今一度『自分』について真剣に考えることが大切です。
最終的には周りの意見を参考にはしながらも、自分自身の転職活動の軸や将来ビジョンを思い返し、新たな職場を選択いただければと思います。