ゴールの位置はもっと“先”だったはず

履歴書を書き、スーツを着て、緊張しながら挑んだ面接。
そんな日々を経てようやく獲得した内定。

長い距離を走り終えたような晴れやかな心情に対し、『ついにゴール！』という気持ちになる方も多いと思います。

でも…

内定を獲得したこと、入社したことが果たして本当のゴールなのでしょうか？

転職活動を行うと、その中での内定は大きな出来事であることは間違いありません。
ですが、内定はゴールでは絶対にありません。

何故なら、「内定をもらう」を目的に転職活動スタートをする人がいないから、です。

• 違う職種に挑戦してみたい
• 更なるキャリアアップをしたい

このような『今の状態では得られないものが、転職することで得られる。』と感じたとき、人は転職を決意します。

そう、もともとの目標や目的は新しい会社で働いたその先にあるはず。
だからこそ“転職活動”も“内定”も、結局は通過点でしかありません。

『やりきった』感には注意！

内定をゴールと勘違いしてしまったとして『何か問題でも？』と思うかもしれませんが、実際に問題が大いにあり！です。

新しい仕事や職場にはワクワクと同時に、様々なストレスを感じるものでもあり、そして必ずそこには何かしらの「壁」があるもの。

転職を決意した理由や目的がしっかりしていると、何かしらの壁が現れても『目的を叶えるために超えなければならないもの』と理解できるはず。

しかしココロが“やりきったモード”に入っていると、受け入れるキャパが残っていません。

そして、自分はすべきことを十分にやったという気持ちから「頑張ったのに」「こんなはずじゃなかった」「前の会社の方が良かったかも」など、ネガティブモードにひっぱられがち。

これは、意外と多くの人が陥りやすい状態で、だからこそ要注意なのです。

新生活にむけて、もう一度思い返してみよう

転職は目的ではなく「手段」。
内定は新しく入社する会社で仕事をしていく上での「スタートライン」。

これは絶対に忘れないように、気をつけましょう。

自分自身で決めたの転職理由を見失わず、ゴールを勘違いせず、新しいお仕事が気まった際には、ぜひ『これから新しい事にチャレンジできる！』とワクワクモードを、意識して保ってくださいね♪