1年が早く感じるメカニズム
毎年年末になると、今年は1年が早かったなぁ。とか、年々1年が短く感じる。といった会話が忘年会の席で飛び交います。
1日24時間×365日。
物理的には同じ時間のはずなのに、感じ方が年々短く感じる。
これってなぜだかご存知ですか?
それは、自分の人生における1年間の長さが、相対的に短くなるから。です。
例えば、
- 10歳の1年は人生の10分の1。
- 40歳の1年は人生の40分の1。
- 80歳の1年は人生の80分の1。
確かに、1年を振り返る行為は過去を振り返る行為なので、振り返る過去が長ければ長いほど、直近の1年は短く感じるという理屈は、納得せざるを得ない気がします。
でも実はもう一つ。
1年間が長いか短いかを感じる要素があるんです。
それは、脳のインプット量。
年々経験を積んでいくと、これまでの経験や知識でなんとなくできてしまう事が増えますよね。
それは過去の蓄積をアウトプットして日々過ごしている事になりますが、新しい勉強を始めたり、新しいチャレンジで猛烈に知識量を増やしたりすると、脳にどんどん新しい情報やノウハウがインプットされます。
そんな風に脳をフル稼働して過ごす1年は、長く感じる傾向があるようです。
今年はなんだか1年が長かったなぁ。
年の終わりにそう感じる事が出来るような1年を過ごし続けたいもんです。
▼▼ このコバナシを書いた人 ▼▼Maruhashi