クリスマスにサプライズは付き物
子どもの頃のクリスマスの思い出は、朝起きたらクリスマスツリーの下にプレゼントが置いてあるとか。
ストーブの前でドキドキしながらラッピングのリボンをほどいたり。
30色の色鉛筆、ジグソーパズル、図鑑など。
…。
一応念のため言っておこうと思いますが、友達はいました。
そんな思い出はもちろん。
しかし一番忘れられない思い出は小5の12月。夕食を食べ終えコタツでごろごろ。
すると父が食後の一服を吸いに、よっこいしょと立ち上がりながら一言。
「あ、サンタさんいないぞー。」
!!!
「風呂入ってくるぞ」のテンションで告白。
まあ何となく、小学校高学年になれば「サンタさんは実は親説」が流れたりもしますが。
そんなファンタジー信じてるの?とか言われたって、私は何となくまだ信じていたくて。証拠を掴むまでは信じていようと思っていました。
しかしこのような不意を突かれる形になろうとは夢にも思っていなくて。
ましてや12月に。もう今年もサンタさん来てくれる気満々のさなかに。
とび起き父を見ると、「いないぞ( ^^) 」と。(大切なことは二度言うタイプ。)
その年からは「お父さんとお母さんから」ということで、それまでと変わらずにプレゼントはもらっていました。
忘れられないクリスマスの思い出。大人の階段を一段のぼったのであります。
今は気まぐれで宅配が届いたり届かなかったり。昨年は届いた年だったのですが、父お手製のカレンダー(毎月もれなく格言付き)でした。
コスト削減のためでしょうか。ここ何回かお手製品なのが気になるところではありますが、なんだかんだちょっと楽しみにしています。
▼▼ このコバナシを書いた人 ▼▼Fujii