本屋さん。
こんにちは、藤井です。
私が嫌な気持ちになることをいくつか。
- 月曜日の雨。
- 付属調味料の〝どこからでも切れます″が、どこからも切れない。
- なかなかお湯の出ないシャワー。
- 自分勝手な運転。
- 千円札だらけのおつり。
- 甘いタイプの天津飯。
- むきにくいゆで卵。
- 意地悪を言ってやった後の、後味。
- 本屋で時間がない。
最近特に嫌なのが最後のこれ。
本屋で時間がないのが嫌いな私も、先日、久しぶりに少しだけゆっくり本屋にいられて。
本屋いて、大量の本の中で息をしているだけで、何かを吸収している気になる。特に梅田 蔦屋書店。
アート系、デザイン系の充実度。都会らしい本屋さん。
大阪に来て、オシャレカフェやら、レストランやら、服屋にも都会を感じたけど、ここは一番だったかも。
人口が多いのが都会で、その分、多種多様な嗜好があって。それに特化した店が成り立って。本屋だってそう。
自分が行っていた田舎の本屋さんの、とりあえず全部を網羅するというものではなく。これ、誰が買うの?という写真集がズラーっとならんでいるコーナーをゆっくり歩くだけでも。
気の向くまま、ペラペラめくっているだけでも。懐かしい絵本を探してみるのも。
実際に買ったのが、どこにでも置いてある小説1冊だけだったとしても。
仕事で追い詰められると、南の島に行きたい衝動に駆られるのですが、そんな時は読書をしてストレスを発散させたり。
想像力フル稼働で、その場にいながらも別世界に行けるというとてもお手軽な現実逃避。
本屋に行くだけでもいろんな世界を見たような、自分だけの世界を作れる時間で何とも言えない充実感。
私の大切な時間の一つです。
▼▼ このコバナシを書いた人 ▼▼Fujii