志望動機が思いつかない、その理由
まとまらない理由を考えてみよう
転職を決意した、それは現在の仕事や職場では、埋められない何かがあるという事。
考えを掘り下げていくと、自分が挑戦したい事や、生かしたい事、応募先となる会社に求めている“何か”が見えてきます。
にも関わらず、自分で選んだ応募先企業や仕事について「何も思い浮かばない」、それはあたなの考えや想いに即して…ではなく、
- 希望職種の中で一番の好条件
- 何となく自由がききそうな仕事
- 華やかそうな業種だから
- 知名度の高い企業なので
など、何となくの感覚で判断した条件で、応募先を選んでしまっていませんか?
つまり、どんなに頑張っても志望動機が思い浮かばない場合、それは『考えをまとめる事ができない』のではなく、そもそも『まとめる考えがない』である可能性が高いです。
時には必要な『保留』がある
気持ちだけが退職に向かい、考えがまとまっていない(まとめようがない)状態で転職活動を行うのは、非常に危険です。
運よく転職ができた場合でも、自分が本当に求めているものが不明確なままとなっているため、ふとした瞬間に仕事や会社に対してズレや違いを感じ、再度転職…なんて事になりかねません。
実際に、そのような『負のスパイラル』に陥り、転職回数がどんどんと増えていく…なんて人も珍しくないのです。
別コラム【年齢による決断すべきタイミング】で詳しく触れている内容ですが、『転職』と『年齢』、これは切り離して考えてはいけない関係です。
ーですが、上記の通り、焦るあまり行動だけを優先するのは絶対ダメ。
考えがどうしてもまとまらない時、それは『転職のタイミングではない』のではないでしょうか?
そんな時には転職を辞める…ではなく一旦保留にしてみましょう。
たくさん考え、そしてその考えがまとまった時に転職活動をスタートする方が、より『いい転職』につながる可能性が高まります。