転職活動のスケジュールについて |

転職活動の一般的なタイムスケジュール

転職相談時に、転職活動のスケジュールについて、

など、上記の質問をよくいただきます。

まず認識しておくポイント、それは転職活動は学生時の就職活動とはスケジュールが全く違うという事です。

学生時代の就職活動では、企業側は多くの学生を何度も何度も選考し、内定を出す人を絞り込んでいくため、卒業後の4月入社に向けて1年以上前から活動がスタートします。

一方で中途採用は、欠員補充や人手不足による増員などのスポット的な活動が中心、限られた候補者の中で選考が進むため、面接は基本1~2回。
なので短くて1~2ヵ月、長くても2～3ヵ月の短期サイクルが主流です。

なお、転職活動は不動産物件の賃貸物件を探すのとよく似ていると言われます。

　・年中様々な物件が市場に出てはいい物件ほどスグ決まり募集がなくなる。
　・3ヶ月後、半年後にどんな物件が市場に出回るかはその時にならないと分からない。

転職活動も同じで、今募集がかかっている求人が、1か月後も継続しているかは分かりません。

なので、まず自分の中で転職の決意が固まったら、現在の仕事をいつでも引き継げるように整理しつつ、同時に転職活動をを進める。

無事内定が出た際には、1～２ヵ月後を目処に退職する、これがよくある一般的な流れです。

職活動をしていらっしゃる方の中で、「すぐに退職が難しい職場なので、半年後の〇月頃を目処に転職を考えている」といった方も少なくありません。ただし内定から入社まで、1～2ヵ月以内がよくあるケースといえます。

なぜなら上記の通り、企業側にとって中途採用（特に未経験者可の求人は）は短い期間で行うのが一般的なため、半年後の入社を考えている人に内定を出す、これはほとんど無いのが現状です。

自身の転職活動がより良いものになるよう『採用活動を行う企業側の視点や都合』を理解し、意識した上で、スケジューリングを行う事をオススメします。