「お祈りメール」と「サイレントお祈り」
大企業の3割が「サイレントお祈り」をしているというニュースを見て、それに対する就活生の反応は、かなり憤りの溢れるものだった。「お祈りメール」に腹が立つ、というのはよく聞く話だが、「サイレントお祈り」にも怒りが沸いてくるという。
サイレントお祈りの何がいけないか。
理由を尋ねると、恐らく「不誠実」、「迷惑」など、そういうものしか返ってこないだろう。
『お祈りメール』とは不採用通知の最後に「○○様の今後のご健闘をお祈り致します」と必ず書いてあることから、このような名付けられている。生み出し、今後も○
中には「当社は今春に○○をリリースするなど、これからも喜んでいただけるような製品を○様にお届けしたいと思っております。」という商品PRが入っているものもあるのだそう。
「サイレントお祈り」は合格者・採用者のみに連絡があり、不採用ならば連絡がないということ。
確かに採用者のみに連絡するのも不親切なように思えるが、あまり理解ができない。その人達は何が嫌と言っているのだろう。
そもそも「お祈りメール」を出した場合であっても、企業が本心からそう思っているわけでもなく、受け取った人に失礼のないように文面を凝らしているだけだ。
それすら「印象悪い」と言われる可能性もある。
要するに不採用者はデリケートになっており、「何をしたって腹が立つ」ということだ。
蛇足だが、私は今まで就活で失敗したことが記憶している限り一度ある。それも運転免許必須の職場にうっかり出向き、面接途中で免許証不所持が判明した時点で「帰ってよろしい」と言われて終わり。その間、3分である。
にこやかに、且つ速やかにその場を後にし、「うっかりしてた~」と反省をした後、帰り道にカフェでケーキを食べた次第。その後手に職をつけ、何とか自力で生きている。
就活生、転職活動中の方には、自分を追い詰めすぎず時には肩の力を抜いて頑張ってほしい。
▼▼ このコバナシを書いた人 ▼▼Fujii
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