事務所をつくったお話をするよ(後編)
全然すすまなかった1日目
前編に記したとおり、ボスは旧事務所の床を一人で貼った経験があり、つまり即戦力ですね。
ちなみにフローリングは端から順に貼っていく作業のため、数名同時にとりかかるがなかなか難しい。
そんな訳で床貼りの当日、ボスは「オレ、今日(旧)事務所で仕事するから」とのこと。
正直、アテにしていましたが仕方ないですね。
頼りない私とインターン生の二名の戦力で、頑張ろうではありませんか。
そんな訳で、ボス抜きでフローリング敷きスタート!
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結論からいうと全く進みませんでした。
どの程度かっていうと、全体の1/100ぐらい…
コツをつかんだ2日目
1日目は絶望して終わり、さらに2日目はなんと一人っきり。
ーしかし!
コツを掴んできたのか、作業が驚くほどスピードアップ。
はじめは『床に(専用の)ボンドを塗って、そこにフローリング板を置く』という手順でしたが早々に見切りをつけ、『フローリングの隅に軽くボンドをつけておいていく』にシフトしたのが大正解だった模様。
やればやるほど部屋っぽくなっていくのがわかり、作業に楽しさを感じはじめておりました。
ちなみにボスはこの日も旧事務所で仕事をするというので、iPhoneで音楽聴きながら朝から日が暮れるまで、ひとりでもくもくと作業に没頭。
ボンドの扱いには要注意!
コツを掴んだその後はさくさく進む…かと思いきや、ボンドとの戦いが待ち構えていました。
ボンドは手につくとやっかいなので軍手やゴム手袋をして作業をしていましたが、手袋にちょっとずつボンドがつきます。
それが積み重なると手袋同士の生地がくっつき、穴があく、そして新しい手袋をはめ…この繰り返し。
私が履いていたスニーカーもいつの間にかボンドがついていたようで、ソールに穴があくなんてハプニングに見舞われつつ、そんな犠牲と努力の甲斐あって…
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やりました!
数日かかりましたが、ついに完成です!
あまり嬉しそうでないのはこの写真が完成数日後に撮った偽造写真だからであって、とはいえ実際に完成した際に感じた喜びは本物です。
実はボスはちゃんと頑張ってくれていた
言いだしっぺのボス、まるっきり参戦していないように書きましたが、実際は一番動いています。
平日の夜や休日など時間をみつけては様々な作業に取り組んでくれていました。
難易度が高かったトイレなどもキレイに仕上げてくれたり、電気工事など諸々の手配、荷物運び、家具の設置や新しいデスクづくりなど細かい部分など多岐にわたり頑張ってくれたおかげで、最後は急ピッチで作業がすすみ大幅な遅れは出ずに引越し完了したのです。
上記以外にも、ボスは『壁・天井の色を塗る』という難易度の高いDIYに挑戦し、予想通り返りペンキを浴び、床の一部とボスのデニムがそれっぽいデザインに仕上がっておりました。
完成後のおハナシ
じゃじゃーん!
なかなか、いい感じでしょう?
現在は模様替えをしたので少し配置がかわっていますが、入り口付近はこんな感じ。
このような流れで完成した現オフィス、素人(の不器用)がつくった床なのでいびつなところも多々ありますが、それもまた良しで愛着があります。
作業途中は時々「きぃいい!」となったりもしたけれど、結果的に楽しかったので、色んなDIYに挑戦したいなぁと思っています。ペンキ塗り以外で。
手作りの事務所、ぜひぜひ遊びにきてくださいね♪
▼▼ このコバナシを書いた人 ▼▼Katayama