結婚できるなら相手は誰でもいい…?
『仕事探しは“結婚”に置き換えて考えよう。」とよく言われます。
- 人生の多くの時間を共に過ごす仕事・会社をどう選ぶのか?
- 人生を共に過ごすパートナーをどう選ぶのか?
これらは非常に似ている要素があるから。
「内定貰えたからあまり深く考えずにとりあえず入社した。」を結婚に置き換えると、「自分と結婚したいという人がいたからとりあえず結婚してみた。」という事になります。
このように“人生においての大事な決断”だと意識して考えてみると、非常に危険な印象がありませんか?
パートナー選びとして考えてみよう
- 「とりあえず結婚してくれるなら誰でもいい」
- 「正社員で働いてる人なら誰でもいい」
- 「年収300万円以上あれば、他は何もこだわらない」
- 「休みがちゃんと取れる人なら誰でもOK」
そんな考えで結婚相手を探している人と是非結婚したい!と思う人は少ないはず。
企業も一緒で、条件がマッチしているという理由で入社したいといわれても「是非一緒に仕事しましょう!」とは、どうしても思えないのです。
また軽い気持ちで、あまり何も考えずに結婚と離婚を繰り返している人を見ると、『何か問題があるのでは?』とか、『人を見る目がないのでは?』とか考えますよね。
このように、短い期間で転職を繰り返している方が転職市場で不利になるのと全く同じ理屈です。
「何でもいい」は好印象でなく、悪印象
転職を考えるという事は、これまでの仕事や会社とお別れして新しい相手を探すという事。
ですが転職先を考える際に、
- 「とりあえず内定がもらえるならどこでもいい」
- 「正社員で働けるならどんな仕事でも構わない」
- 「給与20万円あれば、他の事は何もこだわらない」
- 「土日休みで残業が少ない仕事なら何でもOK」
と(悪気なく)本気で考える人って実はすごく多いんです。
『どんな仕事でもいい』といった希望は一見、対象を幅広くしているように感じますが、実際は相手側に良い印象を与えず、縁が遠のく原因に。
運良く入社に至った場合でも、自分にとって長く続けられる仕事であるかは運次第で、非常にリスキーです。
転職を決意した理由を活かすかどうかが、重要
例えば一度結婚に失敗し再度パートナーを見つける際は、『次の結婚相手は〇〇な人がいい』『自分の□□な部分はダメ、なおさないと』こんな風に前回の反省を次の結婚にどう活かすか、がとても大事。
これもまた転職も同じです。
安易に良かれと思って、「どんな仕事でもいい」「こだわらない」と考える事は実はとてもリスクの高い事だと意識し、転職活動されることをオススメします。