今からでも遅くない!PDCAを意識しよう
資格よりオススメの『経験』がある
販売や接客の仕事に就いている方から、『資格なし、PCもあまり使えないし、正直接客しかできない。こんな自分が他に出来る仕事はあるのでしょうか?』というご相談をいただきます。
もちろんPCは使えるに越したことはないですが、簡単に取れる資格等は、実際の仕事ではあまり出番がなく、役に立たないのが実態です。
パソコンスキルや資格よりも大きな評価に繋がる事があります。
それは「仕事でPDCAを回す」という経験。
PDCAとは、
P=Plan(計画)
D=DO(行動)
C=Check(検証)
A=Action(改善)
を指します。
例えば、
- 今の仕事に対してもっとこうすればこんな成果が出るかもしれないと考えてみる。(Plan)
- ここに問題があるからここをこう変えてみようと行動する。(Do)
- 取り組んだ事に対し、どんな結果であったかを確認をする。(Check)
- 問題点があれば見直しを行う。(Action)
これが、『仕事でPDCAを回す』という事です。
具体的に何をするのか
何をすれば“PDCA”をできていると言えるのか、これはお仕事や今ある問題点により異なります。
そういうと、何か大掛かりな事をしなければならないような印象がありますが、そんな事はありません。
まずは、『日々の業務を、なんとなくやれと言われている事をこなすだけ』は辞めましょう。
- お客様の特徴や趣味好みを全部覚えておくために、毎日顧客メモをつくり続けてみた。
- お客様へのDMの書き方をこんなふうに変えてみた。
このような小さな事であっても、それがたとえ成果に繋がらなかったとしても、その結果を糧に次のPlanに繋げていく。これが第一歩。
そして、その一歩で終わらせるのではなく、
- 顧客メモの情報をもとに、お客様に話題をふってみた。
- DM送付後の反応を確認する。
このように次の行動につなげていけば、PDCAサイクルの流れにのったといえます。
自分で考え、行動し、成果につなげた経験があるかどうか、これに対して「YES」の返事ができるの人は、大きな武器を持っているといえます。
指示されなくても、成果につながる行動を起せる人。
これは事務職であっても、営業職であっても、製造の仕事であっても、どんなお仕事でも高く高く評価される能力となります。
毎日なんとなく仕事をこなしている方も、まだまだ遅くはありません。
毎日の仕事に自らPDCAを盛り込んでみる事で、目の前の仕事に変化が起こり、ちょっと楽しくなるかもしれませんよ♪